にちこの発達ブログ(仮)

軽度の発達障害を抱えたアラサーにちこの発達記録

障害者雇用で働いて思った事

私は障害者雇用で働いております。

 

障害者雇用という形で働いたのは、今の会社が初めてです。今までは一般職でした。

 

ですが、体調を崩し、ドクターストップがかかり今の会社を退職する事になったのです。

 

 

今日、退職に関して会社とお話しをする日でした。

 

上司に話してるうちに、いろんな思い出が蘇り

 

気がついたら涙が溢れておりました

 

そんな私をみて、上司も涙ぐんでおりました

 

 

この会社を辞めること、とても悔しいです

 

何故辞めた方いうと…また今度書きます(^^)

 

 

私はこの会社が大好きでした

障害者雇用という事で、いろいろ思う事はありましたが、

 

なんでもチャレンジさせてくれて、出来ない事が出来るようになって、自分が発達障害という事を忘れるくらい、幸せな日々でした。

 

今までは何やるにしてもこわいこわいで震えてましたが

要領悪いし、パニックになるし…

 

 

 

でも、周りの人がサポートして下さった

 

信じてくれる人がたくさんいた

 

 

その想いに応えたい、そんな気持ちで頑張ってきました

 

 

何をやってもできないと自分では思い込んでいたけれど、この会社で、得意な事が増え、周りの方々のお陰で、働く事の喜び、必要とされる喜び、とても大きな財産を頂きました

 

 

私は、障害者雇用って悪いものではないと思うんです

そりゃあ最初は不安でいっぱいでした

 

もちろん差別的な事を言う人もいます

悲しい思いもします

1人トイレで泣いた事もありました

 

 

でも、そこで泣いたって状況は変わりません

自分を変えなきゃ、何も変わらないんです

世界を変えるのはいつだって自分なんです

 

自分で言うのもなんですが…私よく頑張ったなぁっておもいます。

結果、頑張り過ぎて身体壊しちゃったけど笑

 

 

この会社で身につけた事、沢山あります

 

 

差別的な事を言われた時に、乗り越えるスキルを身につけられました。

 

差別的な事を言う人は、私の事を得体の知れないものと接していたとおもいます

 

得体の知れないもの、私でも怖いですもん  笑

どんな人か分からない、相手は私の事を知らないんだなと。

逆にそうゆう人にはたくさん話しかけました笑

ちょー笑顔でww

すると、結構ね、普通に接してくれたり。

 

無理な人は無理ですけどね。仕事に支障が出た場合は、上司に報告です(^^)

 

 

仕事を与えられなかった時期もありました。

これも、会社さんがとても遠慮してらっしゃると思うのです。私は得体の知れない人なので。

 

その会社さんの不安を払拭するには、私は安全やで!そして意外に出来る事あるぜ!というアピールをしなければいけません。

なので、自分が出来そうな事はやらせてほしいと自らお願いしました。そうすると、だんだんお仕事を任せてくださり、最終的には責任のあるお仕事を下さりました。もう、心の中でガッツポーズでした( ´∀`)

 

そこで自信をつけて、苦手なお電話も挑戦しました。最初はやっぱ無理…と思ってたけど…

でも発達したんですね。回数を重ねて行くうちに、なんとか形になりました。前よりは緊張しなくなりました。日常的に電話するのも今は困りません。

 

接客もやったし、ほんといろいろやらせてもらえたなぁ…

 

最終的に時給もアップした時は、とっても嬉しかったです

あ、わたし、認めてもらえたんだ…!!って

 

なにより「にちこさんは、即戦力で働いてくれるから助かるよ」と。

その言葉が涙が出るほど嬉しかったです。

 

 

ですが、自己肯定感を育てる、成功体験を積めるというミッションだと思えば…障害者雇用は悪いものではないです

 

 

最初は賃金は低いです

しかし、経験はたくさん頂けます

 

お金は消えますが、経験は消えません

 

軽度の発達障害だから、出来るんでしょ?って言う人もいましたけれど

 

ただ、障害の度合いを抜きにして考えた時

 

発達障害は発達するもんです

 

と、私の主治医が言ってた言葉、私は信じてます

 

私は発達したいのです

自分の可能性を広げる

そして努力したら良いご縁が必ず訪れる

 

そんな気持ちで、これからも発達し続けたいなと思いました

 

 

最後に、上司は私にこう言いました

 

「退職して、しっかり体治してた面接しにきてね!」って(´;ω;`)

 

私は幸せでした、ほんとに。